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YZF-R25(ヤマハ)(4ページ目)

ヤマハ/YZF-R25

「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトに開発されたのがYZF-R25だ。フレームは新設計のダイヤモンド型で、エンジンケースをメンバーに加えることにより軽量化を実現するなど、走りと扱いやすさを高い次元でバランスさせた1台。

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フルカウルはダテじゃない。走りと扱いやすさを高次元でバランスさせた「YZF-R25」

フルカウルに逆スラントのヘッドライト。YZF-Rシリーズ独特のアグレッシブな印象を与える顔つき。250ccクラスのフルカウルモデルに注目がどんどん集まりつつあった2014年、ヤマハから投入されたニューマシンが「毎日乗れるスーパーバイク」をコンセプトにした「YZF-R25」だ。

エンジンは、水冷・直列2気筒・DOHC・4バルブでフューエルインジェクションを採用。クランク慣性モーメントが最適化されており、低速・低回転域で扱いやすくなっていると同時に、吹け上がりの気持ちよさも実現。最高出力は36PS/12000rpmと、なかなかパワフル。1980年代後半の250ccクラスで45PSの時代を知っている人でも、そう非力とは感じないだろう。

走行性能というのは、エンジンパワーだけで決まるものではない。フレームは新設計のダイヤモンド型で、エンジンケースをメンバーに加えることにより軽量化を達成。リアアームは左右非対称、573mmのロングタイプとすることで、効率よく駆動力を路面に伝達。フロントサスペンションは600クラス並みのインナーチューブ径が41mmの正立タイプで、高い剛性感と路面追従性を持たせてある。

シート高は780mmだが、2気筒エンジンでボディもスリムなので、数字ほどの高さは感じずに小柄な女性でも不安感は少ないだろう。ハンドルはセパレートだが自然な高さに設定してあり、切れ角が34度あるので低速での操作や押して歩く場合でも扱いやすい。

走りが楽しいだけじゃない。扱いやすいだけじゃない。その2つが高い次元でバランスされた、まさしく「毎日乗れるスーパーバイク」。それが、R25が登場以来、高い人気を誇っている理由だ。