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FZR250R(ヤマハ)

ヤマハ/FZR250R

FZR250Rは、FZR250からモデルチェンジし進化したモデル。FZ250フェーザーからスタートした前傾45度のジェネシスエンジンは、排気デバイスEXUPとの組み合わせで、低速域も超高回転までシャープに吹け上がり、4気筒ならではのフィーリングが味わえる。

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ヤマハ最後の4スト250ccレプリカ「FZR250R(3LN)」

2010年代でシングルエンジンのCBR250R(MC41)やツインエンジンのニンジャ250R・NINJA250R(EX2500K)といったフルカウルモデルが人気となっており、スタイリングはアクロス・ACROSS(GJ75A)やZZR250(EX250H)といったツアラー系ではなく、往年のレーサーレプリカ系のレーシーでアグレッシブさが感じられるものとなっている。1990年代後半の最後まで残った4ストレプリカCBR250RR(MC22)やZXR250(ZX250C)はもちろんのこと、ヤマハのFZR250R(3LN)もまだまだいけるのではないだろうか。

FZR250(2KR)からモデルチェンジしFZR250R(3LN)へと進化。排気デバイスEXUPの作動セッティングを変更し、キャブを大径化するなど、最高出力は45psで変らないが、14500rpmから16000romへとより高回転型へ。アルミデルタボックスフレームの採用で車体の剛性をアップした。1990年には兄貴分のFZR400RRと同様のプロジェクター式デュアルライトに変更され、アッパーカウルはフラッシュサーフェス化。空力特性を向上させている。細かいところでは、エンジン各部の見直しやキャブセッティングの変更等で熟成化が図られた。

後の馬力規制で40ps/14000rpmへパワーダウンしたものの、基本構成はほぼ変らずに1995年モデルまでラインアップ。最終はカラーリングにパープルを取り入れるなど、当初の落ち着いた感じから派手な印象となった。FZ250フェーザーからスタートした前傾45度のジェネシスエンジンは、排気デバイスEXUPとの組み合わせで、低速域も超高回転までシャープに吹け上がり、当時で言う「マルチ」(4気筒)ならではのフィーリングが味わえる。ヤマハの4ストクオーター・4ストレプリカを堪能したいならFZR250R(3LN)を差し置いて他にない。