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CB400F(ホンダ)

ホンダ/CB400F

CB400Fは、「ネイキッドコンセプト」に基づき、『日常で利便性が高く取り回しやすいモデル』という性格付けがされている1台。水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒400ccエンジンを搭載し、ビギナーからベテランまで乗りやすい味付けになっていいる。

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回して楽しい、トコトコ走りも楽しい、オールマイティな「CB400F(NC47)」

「CB400F」と言っても、ここで紹介するのは1974年の「CB400FOUR」ではなく、2013年に登場した水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒400ccエンジンを搭載した「CB400F(NC47)」。

「CB400F」は「CBR400R」「400X」と共通のエンジンとシャシーを持つモデル。「ネイキッドコンセプト」に基づき、『日常で利便性が高く取り回しやすいモデル』という性格付けがされている。レーシーでもなければ、オフロードを得意とするワケでもない。ビギナーからベテランまで乗りやすい味付け。エンジンは直列2気筒の400cc。この字面だけを追うと、特徴のないモデルのように感じるかも知れない。確かに、とんがった性能ではないのだが、乗ってみると「意外と楽しい」のだ。

ややスピードを上げて走りたいときは、高めの回転域でギアをつないであげる。すると、出足は軽快になり、スロットルのオンオフだけでも挙動が制御でき、右に左にとヒラヒラと走らせることができる。Vツインとは趣の異なるエンジンの鼓動を感じながらトコトコと走りたいときに使うのは、低めの回転域。すると、400cc・2気筒エンジンは粘り強さを見せ、トルク感のある走りを楽しむことができる。

大排気量のようなえげつないパワーはない、4気筒のような伸びやかな回転フィールでもない。しかし、高回転域でも低・中回転域でも、そのときの気分に合わせた走りで応える。何かに抜きん出た特性ではないが、「これも、バイクの面白さのひとつだよね」と改めて実感させてくれる、そんな1台だ。