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XLR125R(ホンダ)

ホンダ/XLR125R

XLR125Rは、XRスピリットを受け継いだ原付2種クラスのオフロードモデルだ。低速から粘り強く、スムーズなパワーフィーリングのエンジンは「回す楽しさ」を味わえ、軽量&スリムな車体のおかげでライダーが意のままに操れる楽しさ&イージーさを兼ね備えている。高速道路こそ走れないものの、その分経済性も高く、街中の足やツーリングマシンとしても気軽に乗れる1台である。

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XRスピリットを受け継いだ原付2種クラスのオフロードモデルが「XLR125R」

4スト125ccのオフロードモデルを挙げてみると、ホンダではXL125S、XL125R、XL125Rパリダカール、ヤマハではXT125、スズキではDR125S、SX125Rとどれも1980年代初期に登場したものばかり。1993年にはSX125Rからモデルチェンジしたジェベル125が登場し、その後DF125Eへと続くが、4ストの非力さゆえなのか、125ccクラスは各社ともハイパワーな2ストモデルを多くラインナップしていた。

そんな中、1993年春にニューモデルとして登場したXLR125R。XLR200Rと同時に開発され、車体や足回りの装備はほとんど共通化。XLR200Rと同様エンジンも新設計となり、半球形燃焼室の採用、軽量化されたピストンやコンロッド、小型の22mm相当PDキャブなどでコンパクト化に成功。XR・XLR共通の信頼性のある空冷4ストSOHC単気筒となっている。同時にセルモーターを装備し、バッテリーはMFタイプを採用。キー付きタンクキャップ、樹脂レンズのハロゲンヘッドライト、可倒式のペダルなど装備もXLR200Rと同様だ。

足回りはフロントフォークが250mm、プロリンクのリアサスペンションが225mmとハードライディングにも十分対応する仕様で、エンジンパワーに対してオーバークオリティーとも思えるほどのしっかりしたもの。オフロード走行時には安心してアクセルを開けていける。XLR200Rほど強力なパワーを発生しないものの、低速から粘り強く、スムーズなパワーフィーリングで扱いやすい特性のエンジンは「回す楽しさ」を味わえ、軽量&スリムな車体のおかげでライダーが意のままに操れる楽しさ&イージーさを兼ね備えている。高速道路こそ走れないものの、その分経済性も高く、街中の足やツーリングマシンとしても気軽に乗れる。XLR200RはSL230の登場によってラインナップから外れたが、XLR125Rは価格が5万円も安くなって2000年まで継続販売された。