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アドレスV100(スズキ)

スズキ/アドレスV100

アドレスV100は、アドレスの中でも高級さや高品位をテーマにした「V」の兄貴分として登場した。当時のライバル車であるリード90よりも安価で、また、リード90&アクシス90よりもパワフルな9psと、セカンドバイク・通勤快速としてのポイントをしっかりおさえていた。

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ロングセラーの通勤快速スクーター「アドレスV100(CE11A)」

1990年代初期のアドレスシリーズを簡単に見ておくと、ベーシックモデルのアドレス50(CA1CB)、グレードアップモデルのEX(CA1CB)、シート高が低く女性向きのウェイ(CA1CC)、ハイパワーのチューン(CA1CA)、そして、ハイグレードモデルのV(CA1FA)、ハイグレード&ハイパワーのVチューン(CA1FB)と、同じアドレスでも実にバリエーション豊富だったのだ。そんなアドレスの中でも高級さや高品位をテーマにした「V」の兄貴分として登場したのが、後に通勤快速として爆発的なヒット、かつ、ロングセラーとなったアドレスV100(CE11A)だ。

アドレスV50、アドレスVチューンをベースに100ccエンジンを搭載し、フロントにはディスクブレーキを装備。給油口はシート横に設けられるなどの違いはあるものの、基本はアドレスV50と同格のコンパクトな車体。20万円を切るリーズナブルな価格設定は、当時のライバル車であるリード90よりも安価で、また、リード90&アクシス90よりもパワフルな9psと、セカンドバイク・通勤快速としてのポイントをしっかりとおさえていた。

1998年には113cc、10psのアドレス110(CF11A)が登場したが、アドレスV100の人気は衰えることなく継続販売。2001年にはメタルハニカム触媒とエアインジェクションの追加で新排ガス規制に適合、2002年にはエンジンとクラッチ部のカバー装備で新騒音規制に適合と、2005年に4ストのアドレスV125(CF46A)にバトンタッチするまでの10数年間、型式はCE11AからCE13Aに変わったが、フルモデルチェンジではなく小変更のみでラインアップした。2003年に追加された唯一のバリーエーションモデルのタイプSは、ハイマウントストップランプやステップ部のアルミプレート、ディンプルシート、ホワイトメーター等を採用したスポーティータイプで、装備を考えると、こちらがお買い得だ。