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KMX125(カワサキ)

カワサキ/KMX125

1980年代に入るとオンロードではレーサーレプリカが登場し、一躍ブームとなった。一方その頃、1986年2月にKMX125が発売、1987年4月にKMX200が発売され、当時クラス初の前後ディスクブレーキが採用されるなど、オフロードも密かに盛り上がりを見せていた。

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    モトクロッサーKXの技術をフィードバックして登場した「KMX125(MX125A)」

    1980年代に入ると、オンロードではレーサーレプリカが登場。サーキットから飛び出したままのスタイリングで、一躍ブームとなった。オフロードでも、モトクロッサーのレプリカともいえるモデルが続々登場し、

    ホンダ MTX125R(JD05)/MTX200R(MD07、MD13)

    ヤマハ DT125R(34X)/DT200R(37F)

    スズキ RA125(SF13A)/RH250(SJ11B)

    など、各社が2ストモデルをラインナップした。しかし、カワサキだけが4ストモデルのKL250R(KL250D)のみをラインナップするだけで、唯一2ストモデルがなかった。そんな状況の中、市販モトクロッサーKXで培われた技術をフィードバックして登場したのがKMX125(MX125A)/KMX200(MX200A)だ。

    1986年2月にKMX125が、翌年1987年4月にKMX200が発売され、両モデルともまさにKXレプリカと呼ぶにふさわしいハイパーモデル。22psを発生した水冷2ストロークエンジンは、副排気ポートを持ったKIPS(※)を装備し、低回転からのツキも良く、強力でフレキシブルな出力特性を実現した。専用設計のダブルクレードルフレームは、スイングアームピボットとエンジンマウントを共通とすることでホイールベースを短縮した。特筆すべきは、KMX125/KMX200共に、当時クラス初の前後ディスクブレーキを採用したことだ。

    その後、ナックルガード(ハンドガード)やフォーク&ディスクガードなど装備の充実化を図り、KMX200ではラジエターの大型化、足回りが強化され、ブレーキペダル/チェンジペダル/キックがアルミ鍛造となった。そして、1990年、倒立フォークを採用したKDX125SR/KDX200SRが登場し、徐々にスイッチしていくことになる。

    ※カワサキ・インテグレーテッド・パワーバルブ・システム