ハーレーらしさを残してスリムにプチカスタム♪

こんばんわオオガキです！

当店では珍しいご依頼かもしれませんが、このたびはホボ純正styleだったFXショベルを、原形を大幅には崩さない範囲でカスタムさせて頂きました。ハーレーダビッドソンらしいイメージを感じながらのカスタムは、やっぱりカッコ良くてロングツーリングに対してもハードルが低くなります。なんといってもガソリン容量を減らさないことは重要なポイントになってきます(^^)

純正のガソリンタンクはそのまま生かすことがポイント。3.5ガロンの分割タンクはもっともHarleyらしく見える部品です。ここが変わるだけでもイメージはガラッと変わっていきます。約15ℓのタンク容量って素晴らし～です。フロントフォーク周りは変更せずに乗り心地はキープ。リアのサスペンションはショート化してローダウンをしますがリジットにはしません。

ハンドル周りはスッキリするためにハンドコントロールをコンパクトにし、スイッチ関係はハンドルから外してフレーム側へ移設。フットクラッチ＆ジョッキーシフト仕様に変更して左手付近には何もありません。オープンベルトプライマリーに変更することによってメンテナンス性は向上します。セルスターターをはずしているためキックスタートには苦労があるかもですが、慣れるまでの苦労と旧車の味わいをたっぷり楽しんでください。リアフェンダーはチョップしましてスリムなフェンダーに改造しまして、タイヤと擦るか擦らないかのギリギリを目指してなるべく低くマウントさせます。シーシーバーは元々付いていた物を生かして取付改造いたしました。シートは当店オリジナルのダイヤステッチ仕様ですが、通常よりもワイド幅のシートベースを利用していますので3.5ガロンタンクの幅に対しても違和感なく存在してくれます。
重たいハーレーダビッドソンを少しでも軽めにカスタムし、メンテナンス性も向上させながら、取り扱いもしやすくなります。そんなプチカスタムは、現実的なことを考えれば一番イイのかもしれません。フレームから純正を使用せずにフルカスタムしているバイクも良ければ、このようなテイストのバイクも良し。

皆様のお好みはどの辺にありますでしょうか～？？