公開日: 2025/07/21
ボーナライト製の純正ピストン見つけました~♪
こんばんわオオガキです。
ショベルヘッドやパンヘッドエンジンを分解修理する業務は、月に5~10台ほどの数がありますが、その中でも純正ピストンに出会う機会は今となってはとても少ないことです。しかしながら、つい先日、久々にその純正ピストンを見つけてしまったので、嬉しくなって今日はブログにて紹介してみることにしました。
とっても良い色合いに焼けている味濃いめの中古ピストン。こんな姿を見れるだけでなんか嬉しくなっちゃいます。歴史を感じると言いますか、まだこんなピストンが入ったエンジンに出会えるなんて、希少なことと思います。
シリンダーへの当たり面である部位も深い傷ではなく、コンデションが良かったことが伺える摩耗の仕方で、交換するのはもったいない気がしちゃいます。今回は新品交換しちゃうのですが、この中古ピストンに合わせてシリンダーを修正するのも一つで手であります。
パンヘッド後期~ショベルヘッドの時代にBohnalite(ボーナライト)刻印の入った純正ピストンが使われていたようです。刻印「22124-78」や「#050」などが見られ、1981年ショベルでも純正として使われていたという情報も見たことがあります。シングルオイルスクレーパーリングが使用されていることがあって、次第にオイルリークや消費量の多さが問題視され、マーレ製ピストンに切り替わっていたようです。
ボーナライト製ピストンは、当時ハーレーだけでなくクルマでも採用されていたメーカーです。いずれにしてもヴィンテージパーツに出会えるのは、嬉しいっていう話でした(^^;)
さて、カスタムのお話に切り替えますが、ただいまナロースプリンガーフォークにディスクブレーキをダブルでマウントしてみたところなので、お見せします!
ただいま、このようなプロジェクトを始めております。前後21インチホイールでナローなボバーstyleを目指しています。
こんな細身のナロースプリンガーがここ最近は発売されているんですが、ブレーキをどうするか?が問題となります。
フォーク幅が細身なのでディスクブレーキKITが通常では付けられません。なので、既製品のKITを購入せず、ブラケットなどをワンオフして、取付可能としました。
薄型のPM製キャリパーをチョイスしてもこのギリギリの隙間しかありません。ブレーキローターは11.5”にしてブラケットはワンオフ、しかも両サイドにキャリパーを設置できるようになってくれたので、このまま仕上げていきたいと思っています!
ではでは、明日明後日はご予約多めなので、皆様のご来店を楽しみにお待ちしたいと思います♪
遠藤自動車サービス
遠藤自動車サービスは創業1974年。常連様から初めてのお客様まで、接客態度に変化なし!当たり前のことを当たり前にする、ハーレーダビッドソン専門店です。店内には常時約100台のカスタムハーレーを販売しております。
当店ではヴィンテージカスタムハーレーを中心に取り扱っております。お好みの車両が見つからない場合はゼロからお作りするプランもございます。初めての方はカスタムハーレーについて分からないことが多くあると思いますが、どんな些細なことでもお気軽にご相談下さい。現車を目の前にゆっくりとお話頂き、お客様の疑問を一緒に解決させて頂けましたらまことに幸いなことです。
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