公開日: 2025/06/16
ナックル×グースボバーのマフラー製作!
本日は、ナックルヘッド用に製作したマフラーをご紹介いたします。今回のスタイルはグースボバーStyle。いつもどおり、既製品のマフラーは一切使用せず、ワンオフで仕上げました。ナックルのような旧車になると、市販のマフラーでしっくりくるものは非常に限られてしまいます。「これは!」と思える商品があれば装着したいところですが、なかなかそうもいきません。そこで今回は、エンジンの美しい造形を隠さないようなシンプルなレイアウトを意識しながら、エキゾーストラインを一本ずつ丁寧に形にしていきました。
ナックルヘッドのマフラー製作の難点ナックルエンジンの特徴でもありますが、エキゾーストのスタート部分にはボルト等による固定方法がありません。エンジンの排気穴にパイプを差し込むだけという構造のため、そこからしっかりとラインを取りながら繋いでいく必要があります。
まずはストレートパイプと曲げ加工済みのパイプを用意。それらを適当な長さでカットしながら、仮組み・確認・再カットを何度も繰り返し、ベストな形に仕上げていきます。一見シンプルに見える作業ですが、実際はとても根気のいる作業です。
パイプ加工のポイント当店ではベンダーを使用して様々な角度で加工したパイプをストックしています。その中から車体に合わせて最適な角度・長さで切り出し、丁寧に溶接して繋いでいきます。エンジンと車体とのバランスを見ながら、何度も位置を調整し、理想のラインが完成するまでじっくりと仕上げていく、それがワンオフ製作の醍醐味でもあります。
最後の仕上げは…当店オリジナル!マフラーエンドには、当店オリジナルの真鍮リングを装着。シンプルな中にも少しの華やかさと重厚感をプラスして、カスタムのアクセントに。
完成したマフラーは、グースボバースタイルらしい引き締まった印象を持ちつつ、ナックルエンジンの存在感を際立たせる仕上がりとなります予定です。
今は曲げ加工済みのパイプが大量にあります。まとめてベンダーにて曲げ加工をしていただいて在庫しておいてます。
たまに大きなアールの曲げ加工もお願いしてマフラー製作で使用することもあります。
エンジン造形が隠れることなくエキゾーストパイプを並べました。整備性も良く日頃のメンテナンスもやりやすい。
60度くらいの外向きエンドにして排気が干渉しないようにして完成です。エンド部がストレートではないので、あとからインナーサイレンサーの出し入れができないため、内部に溶接して装着済みです。なので、音量の変更は後にはできません。
古いバイクほど手間も時間もかかりますが、だからこそカスタムの面白さが詰まっています。「自分だけの1本」を作るワクワク感、一緒に楽しんでみませんか?ご相談お気軽にどうぞ!
遠藤自動車サービス
遠藤自動車サービスは創業1974年。常連様から初めてのお客様まで、接客態度に変化なし!当たり前のことを当たり前にする、ハーレーダビッドソン専門店です。店内には常時約100台のカスタムハーレーを販売しております。
当店ではヴィンテージカスタムハーレーを中心に取り扱っております。お好みの車両が見つからない場合はゼロからお作りするプランもございます。初めての方はカスタムハーレーについて分からないことが多くあると思いますが、どんな些細なことでもお気軽にご相談下さい。現車を目の前にゆっくりとお話頂き、お客様の疑問を一緒に解決させて頂けましたらまことに幸いなことです。
ご契約から納車、その後のアフターサポートまで可能な限り全国対応させていただいております!突然の故障やメンテナンス等の不安も無料技術サポートをご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。
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