公開日: 2025/12/01
太めなワンオフペグを真鍮で削り出し!
こんばんは、オオガキです。
本日は SUキャブレターのオーバーフロー修理と、アイドリング不調の原因となっていたインテークマニホールドのシール交換を行わせていただきました。
いつもなら作業中の写真を撮るのですが、今回はうっかり、1枚も撮らずに修理を完了してしまいました(^_^;)文章だけのご報告となりますが、少しでも参考になれば幸いです。
—■SUキャブのオーバーフローについて
どのキャブレターでも共通して言えることですが、オーバーフローは「たまに起こってしまうもの」 と割り切っていただく部分があります。原因自体はとてもシンプルであることが多いのですが、結局のところ分解して内部をチェックしないと直らないケースもあります。
・フロートの動き
・油面のズレ
・バルブの密閉不良
など、ちょっとしたズレが積み重なることで症状が出るため、「突然起きたけど、実は前から少しずつズレていた」ということも珍しくありません。
—■ショベルヘッド特有の“インマニのズレ”
そして今回はもう一つの重要ポイント。ショベルヘッドではインテークマニホールドが振動で微妙に動いてしまう ことが多々あります。このわずかなズレから、二次エアを吸ってしまい、アイドリングが落ち着かない・回転が上がったり下がったりするといった症状が非常によく発生します。今回はマニホールドのシールを交換し、しっかりと密閉が取れるよう調整させていただきました。この作業だけで、アイドリングが見違えるように安定するケースも多いです。
キャブのオーバーフローやアイドリング不調は、多くのショベルオーナー様が一度は経験する悩み だと思います。修理内容としては地味に見える部分ではありますが、走りの安心感には直結する大切なメンテナンスです。同じような症状でお困りの方は、一度お気軽にご相談くださいませ。今日の作業が、どなたかの参考になれば嬉しいです。
では、お客様よりご依頼を頂いてお作りしました特注品パーツをご紹介です!
外径40mmの重厚な真鍮ベグです。
軽量化のために開けた穴をアルミで塞ぎました。
プライマリーベルトの迫力に負けない重厚なペグは、作ってみてから「重すぎる、、、」となり、修正を加えて完成しています。軽量するため大きめな肉抜き加工をし、ベグ自体を短くすることで現実的になりました。なんでも、ワンオフは簡単とは言えないですね〜!
昔ながらのサドルシートでアンコは薄めの見た目重視仕様。
レースかがりは、オールドスクールチョッパーには最適かと思います。
ちょっとワイドなベースプレートで先は細く加工しぼってり大きく見えないように整えております。見た目重視の薄いシートでも、少しくらいは乗り心地をアップしたい方にはオススメです。クラシックなイメージも強くなります!
カタカナでハーレーダビッドソンを書くのは斬新。
こちらには漢字を使っちゃうのも斬新。
カッコ良すぎるハーレーに少しお茶目なテイストが混じり、遊び心多めで大人な楽しみ方が表に出ている気がします。大昔の日本製オートバイにありそうな雰囲気でとてもイイです。コンパクトなのでボバーだから余計に似合うんだと思います!
ではでは、次の日曜日はホットロッドカスタムショーの本番でございます。しかし、明日が休みと言ってものんびりできる気分はありません。少しでも良き状況を一刻も早く作りたい。。。
遠藤自動車サービス
遠藤自動車サービスは創業1974年。常連様から初めてのお客様まで、接客態度に変化なし!当たり前のことを当たり前にする、ハーレーダビッドソン専門店です。店内には常時約100台のカスタムハーレーを販売しております。
当店ではヴィンテージカスタムハーレーを中心に取り扱っております。お好みの車両が見つからない場合はゼロからお作りするプランもございます。初めての方はカスタムハーレーについて分からないことが多くあると思いますが、どんな些細なことでもお気軽にご相談下さい。現車を目の前にゆっくりとお話頂き、お客様の疑問を一緒に解決させて頂けましたらまことに幸いなことです。
ご契約から納車、その後のアフターサポートまで可能な限り全国対応させていただいております!突然の故障やメンテナンス等の不安も無料技術サポートをご利用いただけますので、お気軽にご相談ください。
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