エボのようなショベルクランクケース♪

ここ最近、滅多に出会えないエンジンに、たずさわっております！

ショベルヘッドではありますが、ちょっと特殊な話です。私もハッキリ言えることではないのですが、ハーレー社がショベルヘッドの修理サービスを受け付けしていた頃に、ハーレー社にて新品交換されたショベルヘッドのクランクケースが採用されている個体をリビルトしております。私はこの個体で３機目の出会いです。

パッと見た感じ「ん～～？」って思いながら近づいてみるとテンション上がりました。ショベルなのにエボのような雰囲気があるクランクケースなんです。

特徴はいろいろありますが、この部分が特にハッキリしています。ショベルなら通常角が立っていますがコレは丸み帯びています。

こちらがショベルの一般的な形状です。割と鋭くトガッているんです。そして、70年代のほとんどは、ここに刻印があります。

こちらのクランクケースにはエボと同じ位置に刻印されているのです。80年代にならないとココに刻印はありません。

エボが発売されて以降、ショベルを修理依頼をした場合、このようにエボのクランクケースをショベル用にしたバージョンの個体を、お客様に出していたと聞いています。このサービスがいつまで依頼できたのかはわかりませんが、エボのように強いショベルエンジンが再生できた時代が、あったのだと考えております。
最近ガソリンコックのお話しが多いので、ご紹介したいものがあります。

こちらはPINGEL(ピンゲル)というメーカーのガソリンコックです。ピンゲルは、アメリカの老舗メーカーで、高性能なガソリンコックを製造しているブランドです。特にハーレーダビッドソンやチョッパー、ドラッグレースなどのカスタムシーンで定番的に使われています。高性能でゴムパーツの耐久性も高いため、オススメしています。画像の物は真鍮で、あまり日常では見かけることが少ないです。