公開日: 2026/11/04

ナックルヘッドのカスタム進行中!

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作業の合間に製作しておりましたハンドシフトのカスタムについて、少しご紹介したいと思います。

ただいま製作中のナックルヘッドプロジェクトですが、今回は一般的なジョッキーシフトとはちょっと違ったスタイルのハンドシフトを製作しております。ジョッキーシフトといえば、シートの横あたりにシフトレバーがあって、お尻の下あたりで操作するスタイルが一般的ですが、今回はタンクの横あたりで操作する仕組みを作っています。とはいっても、純正のようにタンクの真横にレバーがあるわけではなく、どちらかというとエンジンの横あたりに位置する、かなり低めの設定です。この位置にしたのには、実はいろいろと理由があります。今回のナックルは、ハンドルをかなり低い位置にセットしているため、通常のタンクシフトのような高さにレバーを設置すると、シフト操作の際にハンドルと干渉してしまう可能性があります。そこで、ハンドルとの干渉を避けるために、シフトレバーの位置を思い切って低く設定することにしました。ただ、こうして低い位置にセットすると、パッと見た感じではシートからレバーまでの距離が遠くなってしまい、操作しにくそうに見えるかもしれません。でも、今回の車両はそもそも低いハンドルに合わせて、前傾姿勢で乗ることを想定したスタイルです。そのため、実際のライディングポジションでは上半身が前方に倒れることになり、シフトレバーまでの距離もそれほど問題にはならないのではないかと考えています。もちろん、これはあくまでも現段階での想定ですので、最終的には実際にまたがって操作してみながら、細かな位置調整をしていく予定です。

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シフトレバーというのは、走行中に何度もガチャガチャと操作する部分ですので、取り付け部分にはそれなりの負担がかかります。そのため、シフトレバーの支点となる軸は、できる限り強度を確保できる場所にしっかりと固定したいところです。ところが、これがなかなか難しいんです。ちょうどいい位置に固定できるボルト穴があれば話は早いのですが、そう都合よくはいきません。しかも今回は、エンジンやフレーム、その他の部品とのクリアランスもかなりギリギリで、あちらを避ければこちらに当たるといった具合に、何度も位置を変えながら試作を繰り返しています。ショベルヘッドやエボリューションでしたら、比較的こういった加工もしやすいのですが、パンヘッドやナックルヘッドとなると、そもそも部品を固定するために利用できるボルト穴が少ないんです。見た目には単純なシフトレバー1本のカスタムに見えるかもしれませんが、実際にはその裏側で結構な時間を費やしております。

以前にも少しご紹介しましたが、今回のナックルヘッドには、一般的に「メカニカルトップ」と呼ばれるミッションを搭載しています。このミッションは、1速・2速・3速・4速と、それぞれのギアに対してシフトレバーの位置が決まっている仕組みです。ショベルヘッドなどでよく見かけるラチェットトップやロータリートップとは異なり、各ギアの位置までレバーを直接動かして変速する、昔ながらのシステムです。

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今回の車両はミッドコントロール仕様ですので、膝が90度くらいになりまして、1速に入れた状態では膝にギリギリ干渉しない程度の位置にシフトレバーがきます。ところが、4速までシフトアップするとレバーはかなり前方へ移動するため、今度は上半身を大きく前に倒して操作する必要があります。これだけ操作範囲が広いと、決して乗りやすいとは言えないかもしれません。

でも、こういった大きな動作も含めて、昔ながらの機械を操っているような、とてもアナログな感覚を楽しめる部分になってくれたら嬉しいな〜と思っています。便利さや操作性だけでは語れない楽しさが、こういうバイクにはあると思うんです♪

お次にご紹介しますのは、別の車両ではございますがフットクラッチのカスタムについてです。

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当店で最も多く採用しているフットクラッチは、「ノンロッカー」や「スーサイド」と呼ばれるシステムです。分かりやすく言うと、車のマニュアル車と同じように、クラッチペダルから足を離すと自然にペダルが戻り、クラッチがつながる仕組みです。

一方で、「ロッカークラッチ」と呼ばれるシステムもあります。こちらはペダルから足を離しても、その位置を保持できる仕組みになっているため、クラッチを切った状態で足を離すこともできます。そのおかげで、信号待ちなどで足を地面につきたい場面でも、ノンロッカーに比べると少し安心感があります。

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まず、こちらが通常走行時の位置で、クラッチがつながっている状態です。つま先側に少し体重を乗せておくような感覚で乗っていただきます。

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そして、こちらがシフトチェンジをする際にクラッチを切った状態です。かかと側に体重を乗せてペダルを回転させます。

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そもそもロッカークラッチは、かつて純正採用されていた時代がありますので、カスタムパーツというよりは、昔ながらの純正部品なんです。ただし、今回の車両のようにシートポジションが低いスタイルの場合、既製品のロッカークラッチをそのまま取り付けると、つま先側の位置が低くなりすぎてしまい、操作がとても難しくなってしまいます。そこで今回は、かかと側を低く、つま先側を高くするように、ペダルの角度や位置関係を変更して製作し直しています。ちょっとした違いに見えるかもしれませんが、実際の操作性には大きく影響する部分ですので、ライディングポジションに合わせて調整しています。

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こちらの車両には、最近の遠藤自動車オリジナルペグとは異なる、旧型のデザインを採用しています。ということで、今回は久しぶりに昔のデザインを取り入れたペグを製作してみようと思います。ただ、真鍮製のパーツは作りたてだとピカピカのゴールド色になってしまい、周囲のパーツと雰囲気が合わなくなってしまいます。そこで、完成後にはエイジング加工を施して、周りのパーツとの質感や色合いを合わせる予定です。新品なのに最初から長年使い込まれてきたような、そんな自然な風合いに仕上げたいと思っています♪

遠藤自動車サービス

遠藤自動車サービスは創業1974年。常連様から初めてのお客様まで、接客態度に変化なし!当たり前のことを当たり前にする、ハーレーダビッドソン専門店です。店内には常時約100台のカスタムハーレーを販売しております。

当店ではヴィンテージカスタムハーレーを中心に取り扱っております。お好みの車両が見つからない場合はゼロからお作りするプランもございます。初めての方はカスタムハーレーについて分からないことが多くあると思いますが、どんな些細なことでもお気軽にご相談下さい。現車を目の前にゆっくりとお話頂き、お客様の疑問を一緒に解決させて頂けましたらまことに幸いなことです。

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