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RZ50(ヤマハ)

ヤマハ/RZ50

1981年に初代RZ50が誕生。その後、1990年代後半のレトロやネイキッドの流れの中、1960年代、1970年代の雰囲気のミニネイキッドとしてRZ50(RZ01J)が復活した。1970年代の市販レーサーTZをネイキッド化したようなフォルムで、大容量10リットルのロングタンクが特徴的だ。2000年に排ガス中の未燃焼ガスを再燃焼させる2次空気導入機構と、排ガス浄化の触媒を備えたキャタリストチューブを排気系に採用し、新排ガス規制に適合(RA02J型)。その後、2007年まで50ccクラス唯一、いや、全体を見渡しても唯一の2ストスポーツモデルとしてラインアップし続けることになる。

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最後まで残った2スト50ccスポーツモデル「RZ50(RZ01J)」

1990年代後半はまだまだ2ストモデルが健在で、250ccクラスのレーサーレプリカはもちろん、オフロードバイクやミニバイクのカテゴリーも2ストスポーツが溢れていた。2ストミニの中でも人気の高かったNS-1(AC12)をはじめ、ヤマハはレトロ調のYB-1(F5B)を筆頭に、ミニオフロードのDT50(17W)、17インチのTZR50R(4EU)、12インチのTZM50R(4KJ)を有していた。当時のレトロやネイキッドの流れの中、1960年代、1970年代の雰囲気のミニネイキッドとして復活したのがRZ50(RA01J)となる。

1981年の初代RZ50(5R2)とは少々スタイリングが異なる。1970年代の市販レーサーTZをネイキッド化したようなフォルムで、大容量10リットルのロングタンクが特徴的だ。エンジンはTZR50R(4EU)・TZM50R(4KJ)と同じクランクケースリードバルブで、規制値上限の7.2PSを発生。初代RZ50やDT50のピストンリードバルブではない。セミダブルクレードルフレーム、φ25mmのフロントフォーク、DT50とよく似たスチール製角パイプスイングアーム&モノクロスサス、前後17インチスポークホイールなど、車体&足回りは必要十分で、レトロな雰囲気に合ったものとなっている。

2000年に排ガス中の未燃焼ガスを再燃焼させる2次空気導入機構と、排ガス浄化の触媒を備えたキャタリストチューブを排気系に採用し、新排ガス規制に適合(RA02J型)。その後、2007年まで50ccクラス唯一、いや、全体を見渡しても唯一の2ストスポーツモデルとしてラインアップし続けることになる。スクーターやレーサーを除いて、最後まで残った2ストモデルとなるRZ50。気負わずに、また、年齢や性別も気にせずに乗れるレトロなスタイリングと、2ストならではのフィーリングやパワフルさを兼ね備え、2010年代の今でも根強い人気のモデルと言える。

※RZ50(1HK)は1985年、ライトカウル、アンダーカウル装備