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アドレス110(スズキ)(2ページ目)

スズキ/アドレス110

アドレス110は、アドレスV100のモデルチェンジというより、むしろ新たなコンセプトの125ccクラススクーターの追加といった感じで登場した。フロントカウルのノーズ部に配されたヘッドライトなど、アドレスV100の「標準的なスクーター」とは一線を画すモデル。

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新たなスタイルを提案した原付2種スクーター「アドレス110(CF11A)」

原付2種クラスのベストセラーであるアドレスV100(CE11A・CE13A)。2005年に4ストのアドレスV125(CF46A)にモデルチェンジするまでは、グランドアクシス100(SB01J・SB06J)と共に原付2種クラスを牽引し、また、カスタムベースとしても人気を博した。そんな中で1998年に登場したアドレス110(CF11A)は、アドレスV100のモデルチェンジというよりは、むしろ新たなコンセプトの125ccクラススクーターの追加といった感じで登場し、アドレス110とアドレスV100がずっと併売されていたことからも、それが分かる。

大きな違いは、同年に新登場したスカイウェイブ250(CJ41A)系のスタイルを踏襲したことで、フロントカウルのノーズ部に配されたヘッドライトや、フラットではないフットボード部など、アドレスV100の「標準的なスクーター」のスタイルとは一線を画すものとなっている。また、エンジンはアドレスV100ベースの113ccで、10ps/6000rpmを発揮。ホイールは12インチに大径化され、フロントフォークはアドレスV100のボトムリンクからテレスコピックへとグレードアップし、安定性などの走行性能を向上させている。

また、27リットルシート下収納スペースやフロントインナーラックなどを装備し、積載性や収納性も向上。通勤・通学スペシャルのアドレスV100に対して、落ち着きや上級感を醸し出しているアドレス110は、2003年発売モデルが最終となった。アドレスV100も2004年発売モデルで終了となり、翌年にはアドレスV125へとスイッチしたのは冒頭で述べたとおり。それから10年。2015年3月に空冷4ストのアドレス110(CE47J)が新登場し、近年主流となってきた14インチの大径ホイールを採用し、これらがまた新たな原付2種クラスを築いていくことになるだろう。