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CB750(ホンダ)

ホンダ/CB750

CB750は、高性能、高機能ではないが必要十分な装備を誇った750ccクラスのスタンダードモデルだ。「オーソドックス」「スタンダード」「ベーシック」、まさにこんな言葉がピッタリなゼファー750と並ぶ空冷ナナハンの隠れ名車となっている。1969年のCB750FOUR、通称K0から始まり、DOHCエンジンを搭載した1979年のCB750F(RC04)が代表的だが、1992年から2007年までの15年間、大きなモデルチェンジもなくラインアップしたCB750(RC42)も、「空冷CB」で言い表せるモデルに仲間入りしたと言っていいだろう。

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必要十分な装備で750ccクラスのスタンダードモデルが「CB750(RC42)」

1990年春に750cc以上が解禁され、ヤマハのVMAX1200を皮切りに、ホンダのゴールドウイング、カワサキのGPZ900Rなどと、それまで逆車(逆輸入車)としてしか入手できなかったリッタークラスが国内モデルとして登場し、大型クラスの充実化がスタートしたのがこの頃。この影響で750ccクラスが下火になったかというとそうではなく、1990年夏に登場したゼファー750は、ネイキッドブームに乗ったゼファー400と並んで人気を博したのはまだまだ記憶に新しい。1992年、大型クラスのラインアップが薄かったホンダは、ゼファー750と同じ空冷のCB750(RC42)を登場させた。

CBX750F(RC17)と同系統のエンジンを搭載したナイトホーク750(RC39)が1991年に登場し、いわば、その後継モデルとも言えるのがCB750(RC42)となる。鋼管ダブルクレードルフレーム、φ41mm正立フォーク、前後17インチのキャストホイールなど、高性能、高機能ではないが必要十分な装備を誇り、実際、2004年にTPS付きキャブやマルチリフレクターライトを採用するなどの小変更を受けただけで、基本構成はずっと変わらなかった。それだけ完成度の高いモデルだったというわけだ。

空冷CBと言えば、1969年のCB750FOUR、通称K0から始まり、DOHCエンジンを搭載した1979年のCB750F(RC04)が代表的だが、1992年から2007年までの15年間、大きなモデルチェンジもなくラインアップしたCB750(RC42)も、「空冷CB」で言い表せるモデルに仲間入りしたと言っていいだろう。フラッグシップはあくまでも水冷のCB1000SF&CB1300SF、「オーソドックス」「スタンダード」「ベーシック」、まさにこんな言葉がピッタリなナナハンがCB750だ。